前回は睡眠不足による影響の身体的のデメリットを紹介しました。
そこで今回は第2弾。
メンタルに与える影響を紹介していきます。
「集中できないとかそんなもんでしょ?」
と思う方もいると思いますが、
実は私たちが想像している何倍もデメリットが大きいのです。
✔︎いつも気分が乗らず倦怠感を感じる
✔︎やる気が出ない
✔︎集中ができない
✔︎最近、仕事などでミスが多くなった
✔︎記憶力が悪い
✔︎毎日わけもなく不安になる
これらのことに1つでも当てはまった方は
睡眠不足が原因の可能性があります。
メンタルに与える影響
①うつ病と不安症のリスクが上がる
人の脳は起きている間は当然ですが
エネルギーを消費し続けています。
イメージとしては、スマートフォンです。
画面をつけている時はそれだけで充電がなくなります。
それと同じことなのです。
睡眠とはいわゆる充電時間です。
この睡眠という充電時間が短くなると、
脳が完全に回復する前にエネルギーを消費してしまうことになります。
そうすることで原因のわからない不安感、
不安感が長く続くとうつ病などになりやすくなります。
②学習能力の低下
人は寝ている間に脳の認知機能、
つまり、物事を記憶する力が落ちてしまいます。
テスト前に徹夜で勉強をしたことがある方もいるかもしれません。
しかし、徹夜は記憶力を下げてしまうので
結局何も思い出せないということに繋がるのです。
③イライラしやすくなる
子供は眠くなると突然怒り出したり、
突然泣き出したりします。
これは脳のエネルギー不足を訴えているのです。
これは大人でも同じです。
睡眠不足が続いてしまうと人の脳は、
ネガティブなことに過敏に反応してしまいます。
普段は理性で抑えられているので突然怒り出したりはしないし、
ちょっとしたことでイライラしないようなことでも
睡眠不足になるとブレーキが効かなくなります。
仕事中にイライラするということがある方は、
昼休みに10分ほど昼寝をしてみるのもいいと思います。
④事故のリスクが上がる
スウェーデンでの研究で明らかになりましたが、
睡眠不足の人は交通事故の確率が2倍に上がるそうです。
睡眠が足りてないことで注意力が劇的に
下がってしまいます。
注意力が下がると、車を運転している方は
ブレーキを踏むタイミンが遅くなったりと危険です。
歩いている人は車が来ているのにもかかわらず
道路に飛び出してしまったりするということです。
このように日常の中の小さな出来事は実は
睡眠不足からくるものかもしれないということです。
次回はどのようにしたら夜の寝付きが良くなるのかを
紹介していきますので楽しみにお待ちください。