今回も患者様クエッションについてのアンサーを紹介していきます。
今回のテーマは「筋肉の左右差」です。
よく整体院で言われることで
「〇〇さんは、筋肉が右と左で差があるから症状が出てるんだよ」
というものがあります。
多くの方が自然と受けれてしまっている事ですが、冷静に考えてみて欲しいのです。
肝臓は体の中に何個ありますか?
心臓は何個ありますか?膵臓は?
と聞くとキリがありません。
肺や腎臓は2つありますが、それぞれサイズや高さが違います。
顔のパーツでさえも右と左とで大きさや傾きが違います。
つまり、体の中に左右対称なものなどないということです。
ではなぜ筋肉が左右で違うことが問題だと言われているのか?
筋肉を動かす時には当然ですが神経を介して電気信号を流すことで筋肉は動きます。
つまり、この神経に問題が出てしまうことで筋肉は正常な動きをしません。
筋肉が正常な動きをしないということは、筋肉は段々と細くなり筋肉を動かすことを忘れていきます。
これが問題なのです。
一度サボることを覚えた筋肉は並大抵のことをしていても元に戻ることはありません。
つまり、筋肉に左右差があることよりも、筋肉をきちんと使えていないことが1番問題があります。
ですので、本当にやらなくてはいけない事というのは使えていない筋肉をピンポイントで動かしてもう一度使える状態にする事が大事になってきます。
当院の施術では関節や筋肉の施術だけでなく、理学療法の観点から見てその人に必要なリハビリ等もお伝えしていきます。
もし興味がある方はこちらから一度問い合わせてみてくださいね。