買い物に行った時に
「柔らかくて軽いので足の負担が軽減!!!」
と書いてある広告を見たことはありませんか?
この広告の一言で多くの人はこれが真実だと思い込んでいます。
しかし、実際は逆です。
柔らかくて軽い靴は足に負担をかけるだけになってしまいます。
そこで今回はクッション性の高い靴は本当に足にいいのかを調べた研究を紹介していきます。
今回の研究はメタ分析(最も信憑性の高い研究から導き出されたデータのこと)によって判明した内容になっています。(研究)
この研究では、過去の靴について精度の高い研究を18個選んでそれをまとめたという内容です。
研究の結果、クッション性の高い靴にはこんな事がわかりました。
- ケガを予防する効果はない
- 疲労骨折の確率を高める可能性がある
- 捻挫がしにくくなったり転びにくくなるわけではない
つまり、柔らかい靴を履いても何の効果もないという事ですね。
他にもこの研究ではインソールについても調べてくれています。
自分に合ったインソールを使うことで、
- ケガの発生率が28%減る
- 骨折をする確率が41%減る
ということも判明しました。
つまり、ケガをしないで運動をしたり転倒予防をしたいのならインソールを作ることがいいということになります。
実際にこれらのことを理解した上で当院でもインソール作成を行っています。(自分だけのインソールを作って欲しいという方はこちらから)
もちろんインソールだけで症状が改善するということはありませんが、症状改善のきっかけにはなります。
今回は以上となりますが、今後も体に関しての知識や日常生活で役に立つ情報を配信していきますので、定期的にチェックしてみてください。
インソールに関する情報はこちらからもご覧いただけます。