昔から
「早寝早起きが大事!」
といういう事は共通認識としてあると思います。
実際にテレビや雑誌でも人間は元々、日が上るタイミングで目を覚まし、日が沈んだら寝る事が本来の人間の生活パターンなんだと紹介しているものが多いです。
あなたの周りにもいませんか?
朝起きてすぐにバリバリ行動している人や、夜遅くまで起きていられる人が。
他にも朝起きられなくて
「やる気がない!気合が足りない!早く寝ないからだ!」
と怒られた経験がある方もいるのではないでしょうか?
近年の研究では全員が早寝早起きがいいわけではないという事が判明しました。
これはクロノタイプ理論といい、人間は朝型、昼型、夜型の3つのタイプに分かれているというものです。
しかもこれは、遺伝的に備わっている性質なので産まれた瞬間にどのクロノタイプかが決まっているということもわかりました。
海外の野球チームを調べた研究があります。
内容はクロノタイプを調べたうえで朝と夜の試合での打率を調べたそうです。
すると面白いことがわかりました。
クロノタイプ合った時間帯で試合ができた選手の打率が高かったとのデータがありました。
つまり、起きてすぐにバリバリ行動できる人、昼にエンジンがかかり始める人、夜にエンジンがかかる人というように遺伝子によってその人に合ったリズムが決まっているという事です。
自分の遺伝子に合った生活リズムをしないと、病気にかかるリスクが上がったり、集中力の低下が起こったり、うつ病になりやすくなったりと様々な影響が出てきやすくなってしまいます。
ですので、まずは自分のクロノタイプを知り、それに近づけた生活を送ることが大事になってきます。
朝型タイプ
このタイプは朝に高い集中力を発揮するタイプです。
朝目が覚めた瞬間からバリバリ動ける人はこのタイプになります。
このタイプは全人口の20%ほどしかいないのが特徴です。
私が過去に読んだ本の中に「早起きが成功の秘訣だ!!」と書いている本がありました。
文章だけを見ると本当なのかも。と感じると思いますが、答えは簡単です。
書いている作者の人がたまたま朝型のクロノタイプだったというだけです。
しかし、このクロノタイプ理論を知っておくとそのような情報に左右されにくくなります。
昼型タイプ
このタイプは昼になるにつれて集中力を発揮しやすくなるという特徴があります。
全人口の中でこのタイプが1番多いと言えます。
割合的には全人口の60%がこのタイプです。
世の中の生活リズムはこの昼型に合わせて作られています。
ですので昼型の人はこれまで通りの生活をすることで健康な状態を維持することができます。
逆に言うと、昼型の人は早朝や夜に作業をすることは遺伝子的に向いていませんのでそこだけ気をつけていただけると大丈夫です。
夜型タイプ
このタイプは夕方から夜になるにつれて集中力を発揮しやすいタイプになります。
全人口の20%がこのタイプです。
夜型の人は夜になるにつれて集中力があがるため、朝型や昼型の人が集中力を発揮している時間帯にボーッとしてしまいます。
そのため、仕事が終わりになるにつれて集中力が上がってきますので周りからは不真面目な奴だ。と言われることもしばしばあります。
しかし、この夜型は朝型、昼型よりも優秀な遺伝子を持っているといえます。
なぜなら、本来の人間は朝日が登るときに起きて、日が沈むときに寝るという生活パターンなのに対し、夜型は反対の動きをするわけです。
つまり、遺伝的に進化しているということになります。
今まで誤解されてきた人には嬉しい事実ですね。
あなたのどのクロノタイプでしたか?
今回は特別に最後まで見ていただいたあなたにだけ、自分のクロノタイプがわかる診断リンクをお伝えします。
こちらから自分のクロノタイプを診断してみてくださいね。
今回はこれで以上となりますが、今後もこのように日常の中で役に立つ情報をどんどん発信して行きますので楽しみにお待ちくださいね!